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【サンプリング元ネタ集】クラブで流れるあの曲も!?Three 6 Mafiaをサンプリングしている曲を紹介!!!

2026/6/14

【サンプリング元ネタ集】クラブで流れるあの曲も!?Three 6 Mafiaをサンプリングしている曲を紹介!!!

Three 6 Mafiaをサンプリングしている曲を紹介!

サンプリングThree 6 Mafia

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お久しぶりです!

cherrytanです!

今回は少し趣向を変えて、僕が大好きな Three 6 Mafia(スリー・シックス・マフィア) にまつわるサンプリングの話をしていきたいと思います。

以前、自己紹介の記事でも「OGもOG」「メンフィスのギャングスタラップと言えば間違いなくこの人たち」と紹介させていただいた、僕の音楽ルーツのど真ん中にいるグループです。
ホラー映画で流れるようなおどろおどろしいサウンドが、ホラー映画好きの自分にはたまらないんですよね。

今回の記事はクラブに良く行く人にぜひ読んでほしいです!!!

記事執筆のきっかけ

先日クラブに遊びに行ったとき、DJの方とちょっとした話になりまして。

その時かかっていた曲について「これ、Three 6 Mafiaのサンプリングですよね?」と話しかけたところ、
「お、よく気づいたね!」と一気に意気投合してしまいました笑。

そこで出た話が「クラブによく来てくれるお客さんでも、サンプリング元まで知ってる人って意外と少ないんだよね」ということ。
確かにな〜と思ったんですよね。

毎週のようにフロアで聴いているあの曲が、実はメンフィスの伝説的グループに辿り着く——
そんなことを知ったら、もっとクラブが楽しくなるはずだし、何より本家のThree 6 Mafiaを聴く人が増えてくれたら最高だなと。

ということで今回は「クラブで流れるあの曲、実はThree 6 Mafiaのサンプリングだった!」をテーマに曲を紹介していきたいと思います!

YouTubeの再生位置をサンプリング箇所に合わせているので、比較して聴いてみてください!!!


そもそもThree 6 Mafiaって?

念のため軽くおさらいしておくと、Three 6 Mafiaはテネシー州メンフィス出身のヒップホップグループです。
1991年にDJ PaulとJuicy Jを中心に結成されました。

ホラー映画的なダークシンセ、ずっしりとした808、バイオレンスなリリック。
そういったメンフィス・ラップ特有のサウンドをメインストリームまで押し広げた張本人たちで、
今のトラップやフォンクの原型を作ったと言っても過言ではありません。

2006年にはヒップホップグループとして史上初のアカデミー歌曲賞を受賞するなど、アングラからメジャーまで縦断したすごいグループなんですが、日本だとまだまだ知名度が低いのが正直なところで……。

でも実は、今みんながクラブで踊っているあの曲にも、あの曲にも、Three 6 Mafiaの血が流れているんです。


Three 6 Mafiaをサンプリングしている曲達

🔥 Travis Scott「NO BYSTANDERS」ft. Juice WRLD, Sheck Wes(2018)

← 元ネタ:Three 6 Mafia「Tear da Club Up」(1995)


まずはこれ。クラブでもライブでも鉄板のTravis Scottの名曲ですが、
あのSheck Wesが叫ぶ「F**k the club up, f**k the club up!」というHOOK。
これ、フレーズ自体はWaka Flocka Flameの「Fuck the Club Up (feat. Pastor Troy & Slim Dunkin)」から来ていると思うのですが、
Three 6 Mafiaの1995年の曲「Tear Da Club Up」のHOOK「Tear da club up!」のサンプリングでもあるんです。

ちなみにThree 6 MafiaのメンバーであるDJ Paulはこの使用に対して2019年に訴訟を起こしています。
Travisがグラミーのパフォーマンスで「F**k the club up」を「Tear the club up」に変えて歌ったことも問題になったほど。
それだけ元のフレーズが強烈だったということでしょうね笑



🔥 SIMON & YMG「どうってことねぇ」ft. RYKEY(2020)

← Travis Scott「NO BYSTANDERS」← Three 6 Mafia「Tear da Club Up」


皆さんがクラブでぶちあがりするこの曲。実はこの曲もThree 6 Mafiaのサンプリングなんです!!

「どうってことねぇ」のバースの直前のガヤは実は直前に紹介したTravis Scottの「NO BYSTANDERS」の「F**k the club up」というガヤが元ネタです(実際そこで曲を切り替えているDJの方も多いですよね)。

つまり Three 6 Mafia → Travis Scott → SIMON という、三世代にわたるサンプリングの連鎖が日本語ラップにまで届いているわけです。
日本語ラップの定番曲もThree 6 Mafiaが元ネタになっているということ、皆さんは気づいていましたか?


🔥 G-Eazy「No Limit」ft. A$AP Rocky, Cardi B Remix(2017)

🔥 A$AP Ferg「Plain Jane」

← 元ネタ:Juicy J「Slob on My Nob」(1999)


Billboard Hot 100最高4位を記録したG-Eazyの代表曲とBillboard Hot 100最高26位を記録した A$AP Fergの代表曲。
こちらでサンプリングされている元ネタが、Juicy Jが高校生の頃に書いたという「Slob on My Nob」です。
また、「No Limit」のリミックスにはJuicy J本人も参加しています。




🔥 Jeremih「Don't Tell 'Em」ft. YG(2014)

🔥 Wiz Khalifa「Bake Sale」ft. Travis Scott(2016)

← 元ネタ:Three 6 Mafia「Mafia N****z」(2000)


Billboard Hot 100最高6位の大ヒット曲である「Don't Tell 'Em」、 Wiz KhalifaとTravisのコラボ曲「Bake Sale」にもThree 6 Mafiaの「Mafia N****z」のサンプリングが声ネタ(「yeah hoe」って所)として入っています。
これらはクラブの定番曲ですが、ここにもThree 6の遺伝子が宿っているんですね。

この「Mafia N****z」が実はとんでもない曲で、Juicy Jの 「yeah hoe」 というアドリブが初めて収録されたのがこの曲なんです。
このアドリブはその後NAV、Jay Rock、Rae Sremmurdなど数えきれないほどのアーティストが引用していて、知らずに毎日聴いている人も多いはず。
「あのガヤ、全部ここが出所だったのか!」と知ったときは結構衝撃でしたね。




🔥 G Herbo, Lil Uzi Vert & Southside「Who Run It」(2018)

← 元ネタ:Three 6 Mafia「Who Run It」(1999)


「Who Run It」といえばThree 6 Mafiaの名曲ですが、
2018年にDrakeがG Herboに「この曲、5日間ループで聴いてる。曲にして出してくれ」とテキストを送ったことで話題になったG Herboバージョンが誕生。
その後Lil Uzi Vert、21 Savage、Chance the Rapper、A$AP Rockyなど、多くのラッパーがこぞってこの曲をサンプリングする一大ムーブメントになりました。



Three 6 Mafiaはなぜここまでサンプリングされるのか

Three 6 Mafiaの楽曲には、複雑な言葉遊びよりも、シンプルで、キャッチーで、誰もが一度聴いたら口ずさめる(合唱できる)フレーズが非常に多いです。これがサンプリングのしやすさに直結しています。

彼らが1990年代に確立したサウンド——重低音の808、ダークなシンセ、フロアを揺らすビート——は、現代のトラップやフォンクの原型そのものなんですよね。

クラブバンガーのDNAを遡っていくと、かなりの確率でメンフィスに行き着く。
その最深部にいるのがThree 6 Mafiaなんです。

今回紹介した曲のほとんどは日本のクラブでも定番でかかる曲ばかり。
ぜひ次にクラブに行ったとき、「あ、これもそうかな?」と思いながら音を聴いてみてください。
きっとまた新しい発見があるはずです。


おわりに

今回はThree 6 Mafiaのサンプリングをテーマにお届けしました!
ヒップホップのサンプリング文化って、音楽の歴史そのものが連鎖して繋がっているようで、知れば知るほど面白いんですよね。

この記事をきっかけに、本家Three 6 Mafiaを聴いてみてくれる人がいたら、ファンとしてこれ以上嬉しいことはありません。
軽率に沼にハマっちゃってください!笑

好評でしたら今後もこういったサンプリング関連の話を書いていきたいと思いますので、ぜひチェックよろしくお願いいたします。

それでは今回も多くの人に読んでいただけることを祈りつつ、この辺で筆をおかせていただきます。

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