2026/6/1
【アルバムレビュー】Slumzaの最新アルバム「042TRILL」をレビュー!
Slumzaの最新アルバム「042TRILL」をレビューします
70 VIEWS
こんばんは!
今回から新企画としてアルバムレビューをやっていこうと思います!
紹介するのは西東京のラッパーSlumza(スラムザ)の最新アルバム
「042TRILL」
です!
アルバムについて
簡単にアルバムの概要について紹介します。
まずSlumzaさんについてですが、西東京をREPしているラッパーです。曲の中でもよく市外局番をもじって042やVice Side(郊外)と自分のエリアのことを呼んでいます。
<Xアカウント>
https://x.com/Slumza042
<Instagramアカウント>
https://www.instagram.com/slumzaza
基本的にSlumzaさんの楽曲は仄暗いTrapやPhonkを中心としたビートで、アンダーグラウンドのサグい雰囲気を醸し出すリリックのラップスタイルとなっています。
今回の「042TRILL」でもこういった曲が多くを占めていますね!
それでは前置きはここまでにして、アルバムのレビューに入っていきます。
ますはトラックリストを見てみましょう!
ビートはSHXVMANEさんとSlvrpVxnmさんの2人で作られていますね!Slumzaさんの楽曲ではすっかりおなじみのプロデューサー陣となっています。
客演メンバーとしてはSLIME GROUPから042ghxstさんとNEEZUMさん。個人的に最近アツいと思っているJvck Hererさん。さらにDawg Mafia FamilyのKNZZさんといったOGまで参加している豪華な客演陣です!
曲数としては12曲25分の周回しやすい長さとなっていますね!
それでは1曲ずつ聴いていきましょう!
Mafia
まずは1曲目の「Mafia」からです!
この曲は先行でリリースもされており、アルバム全体の雰囲気を初手から分からせに行っているような曲です。
民謡のような声ネタと琵琶(?)をサンプリングした不気味なトラックに情景が浮かぶような詩的表現で自分たちのサグい日常を歌っていますね!個人的に下記のラインが効いた瞬間から脳内再生される感じでお気に入りです。
真っ黒なアルファードで街を流した
札が出ても俺の名前フライヤー
先の見えない日々の中
やることだけこなす
ただ折れそうになる時、自分に言い聞かす
Go hard
Playaz only
2曲目の「Playaz only」は声が警察24時みたいに全編通して加工されているのですが、
それが余計に不気味さに拍車をかけていて、重めのバウンスとホラーコアなビートにもマッチしている1曲です。
Stitch on ma skin
3曲目の「Stitch on ma skin」は2010年代風のトラップに彼らのトラップ(捌く方)稼業について歌っている危なげな雰囲気の曲でした!
Three 6 Mafiaのおなじみの「Yeah-ho」の声ネタもサンプリングされていますね。
ちなみにリリックに登場している「蕎麦カフェたなみ」にはいつか行ってみたいです!怖そうですけど笑
Toxic
4曲目の「Toxic」ですが、個人的には一番好きなビートでした!
音割れや上ネタがふんだんに使われていて、一見散らかっていそうなビートなのに無駄な所が無い絶妙なバランスです!SlvrpVxnmさんスゴイ!
リリックについてですが、下記の歌詞がシンプルパンチラインで好きでした笑。
雑魚が語んな極道軽々しく
Bigbag
これもトラップ稼業について歌っている曲ですね!
曲の長さが57秒しかないんですが、シームレスに次の曲に入ったので、
初見ではビートチェンジしたのかと思ってしまいました。
Steez
トピックとしては前曲に続いてSlumzaさんのライフスタイルについて歌っている曲でした。
鉄琴のようなサウンドが入っているのがすごく気に入っているのですが、何の音なんですかね?
Slumzaさんおなじみのバイオレンスなリリックが癖になる1曲でした!
Gang way
思い出せなくて申し訳ないのですが、聞き覚えのあるサンプルが沢山ある1曲でした!
全体的に自分の仕事に対するSlumzaさんの価値観や覚悟が見られるリリックが多かったと思います。
特にHOOKのフロウとリリックが最高でしたね。
大抵上っ面だけはびこるFAKE
俺ははなからHustlerお前と違ぇ
覚悟の上、俺乗るbeatsの上 立場ができた今も胸張って言うんだよGang shit
Get busy(feat.Jvck Herer)
ビートが暗いのに壮大な感じでスゴクお気に入りの曲です。
客演のJvck Hererさんの反則的な低音の声とFastなフロウ、輪をかけて攻撃的なリリックなど
めちゃめちゃかましていて食らいながら笑いが漏れてしまいました。
後半の韻の畳みかけもヤバいです!
ライブで聴いたらモッシュ間違いないですね!
No pain no gain
SLIME GROUPのメンバーであるNEEZUMさんと042ghxstさんでのこの1曲、
リリックにも出ていますが、全員声がWeaponすぎますね!
痛い目を見ることもあるという厳しい現実を歌いながら、
各々がどうストリートの仕事と向き合っているのかという内容で
それぞれの価値観も垣間見える曲だったと思います。
個人的にアウトロが長く静かなので、余韻が感じられてよかったです!
Dark plugg
タイトルの通りダークめのPluggビートなのですが、これまでの曲が激しいものが多かったため
緩急が効いていてよかったです。ピアノの音が入っていると思いますが、哀愁と不気味さが同居していて
不思議なマリアージュでしたね。
前曲に引き続きSlumzaさんがSlowにどっしりと構えたフロウを披露していて聴き心地という面でとてもいいと思いました。
そしてなんといってもKNZZさんのラップは流石でしたね!リリックも経験から来るストリートの哲学を硬いライムで繋げていく感じがたまりません!
特に下記のリリックがお気に入りです!
背負う罪と罰 カルマ、トラウマ、プラスアルファ
まだ集うヤクザな奴ら あいつもHustler、こいつもHustler 全員偽物全部ガラクタ
IDGAF
トラップではありますが電子音の上ネタが多くまた一風変わったビートとなっています。
タイトルの通りリリックも何かに対して怒りをぶつけている感じの攻撃的なリリックとなっており、
最後のアウトロでは僕の大好物のSlowed&Reverbedで締めるといった粋な一曲でした!
Trill
ラストはタイトルにもなっている「Trill」です。
ダークめなJerkビートとなっていて、途中でパーカッションが抜けてHOOKへのブリッジになるところは初見で飛びましたね!
タイトルの「042TRILL」は西東京のやつらはリアルだという意味だったことをこの曲のリリックでようやく知ることができました!
総評
いやー素晴らしいアルバムでしたね!
個人的にアツかったのはアルバム全体に統一性があったところです!
基本的にトラップ、Hustlerなどの彼らのストリート稼業に対するリリックがメインで、
ビートも激しめのトラップが多かった印象です。
普通はこういったアルバムでも1曲は歌ものとか入ってくるものですが、
最後までストリート色の強い楽曲でやり通したのが粋でかっこいいなと思いました!
このアルバムのテーマとしては042グループのストリートへの向き合い方とリアルを表現しているというところに主軸を置いているのかなと感じています!
個人的にお気に入りはKNZZさんとの「Dark plugg」でしたね!
皆さんはどの曲がお気に入りでしたか???
おわりに
今回はSlumzaさんの最新アルバム「042TRILL」についてレビューしました。
自分のタイムライン上でもすごく好評なので、楽しみにしていましたが予想以上でしたねー!
アルバムレビューは初めての試みだったため、ちゃんと書けているか不安ですが(語彙力に乏しいため)
いかがでしたでしょうか!?
また、気に入っている新譜が出たらレビューをしていこうと思います!
それでは今回も多くの人に読んでいただけることを祈りつつ、この辺で筆をおかせていただきます。
