2026/5/20
【アーティスト紹介】令和のリリシスト!PHONKラップの第一人者SiX FXXT UNDXR
Phonkを武器に詩を刻む、SiX FXXT UNDXRという新時代のラッパー
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こんばんは!
今回はアーティスト紹介2回目ということで、日本のアーティストを紹介します!
今回紹介するのは個人的に今日本で一番好きなラッパーである
「SiX FXXT UNDXR」
です。
兵庫の鬼才SiX FXXT UNDXR
SiX FXXT UNDXRさんは兵庫県川西市出身、2002年生まれのラッパーです。 https://www.instagram.com/six_fxxt_undxr/
SiX FXXT UNDXRさんのことは好きすぎていくらでも語れてしまうのですが、
簡潔に紹介すると、Phonkやメンフィストラップを主体としたビートを多用し、
インテリジェンスを利かせたリリック、一聴して言葉が聴きとれる声が彼の武器です。
僕が初めて彼を知ったのは2024年で、自分が良く現場まで見に行っていた名古屋のアングラアーティスト達がこぞってInstagramのストーリーに彼の曲を挙げていたのがきっかけでした。
それからずっと曲は追っていましたが、どうしてもライブで聴きたいと思い、
渋谷のclub asiaや新宿SPACEなどで行われていたライブに愛知から参戦するほどハマってしまいました!
個人的に彼の曲で好きなのは次の2つです!
まず「I AGAINST I(feat.OROCHI)」ですが、
バキバキのPhonkビートにSiX FXXT UNDXRさんの小気味良く韻を踏んでいるHOOKと、
OROCHIさんのマシンガンラップがビートにマッチしていて、
スゴク聴き心地の良い楽曲となっています!
そもそも日本にはPhonkでラップをする人がほぼいないので、最初に聴いたときはここまで乗りこなす人がいるのかと衝撃を受けました!
ちなみにこの曲が収録されているアルバム「SILENT ANGER SEASON」は2024年で個人的TOP3には入る名盤でしたので、ぜひ聴いてください!
次に紹介するのは「Dante Alighieri」です。
この楽曲の好きな所としてはタイトルにもなっているイタリアの詩人「ダンテ・アリギエーリ」の作品「神曲」をテーマにしているところですね!
簡単にあらすじを言うと主人公ダンテがウェルギリウスに導かれ、死後の世界を巡る一週間の旅に出るといった作品です。
中学生の時にデビルメイクライの影響で1回読んだだけなのですが、まさかラップのリリックで聴くことになるとは思わなかったので、初めて聴いたときは耳を疑いましたね!
この楽曲は落ち着いた上ネタにトラップ調のドラムを乗せた自分の大好物のビートで、彼のリリシストの一面を顕著に感じ取れる作品になっています。
語り部、俺はダンテ
人の為と思うと俄然やる気が出てくるのは何で
眠い目擦れずに狼狽えてるSunday
関係ないと思ってたことも伏線みたいになって
乾燥した空気を吸い込んで口から出るAnthem
HOOKは「神曲」の主人公であるダンテのネームドロップから始まり、
語り部として口から出る言葉がAnthemになるといった
日常からアートに昇華させる様を歌っていると解釈しました。
自分で道は切り開くからウェルギリウスはいらねー
お前たちのネガティブを殺しに俺が来たぜ
小説やドラマよりも現実は汚ねー
人の目を気にしまくってるから今日も洒落た見た目
2バース目の始まりでは、ウェルギリウスはいらないと言い放つことで
誰の導きもいらず自分で道を切り開いていくという覚悟を感じます。
また、現実の汚さを知っているからこそ、あえて外見を武装(お洒落)してステージや街に立つ、というラッパー特有の美学が垣間見えるのもいいですね!
長くなりそうなのでここまでにしますが、他のリリックも地獄、煉獄、天国を渡り歩いていく「神曲」のストーリーとリンクさせた部分があり、ぜひリリックに注目して聴いてほしいです!
(記事を書き終えてから、めっちゃ好きなパンチラインを紹介するの忘れたことに気づいたので下に貼ります。)
韻を踏まないならラップじゃないし、
詩的じゃないとそれはリリックとして意味を成さない
名乗る時はラッパー
でも俺は一人の詩人だ
ビートメイカー、サウンドエンジニアとしての一面
先ほど紹介したようにラッパーとして超一流なSiX FXXT UNDXRさんですが、
実はビートメイカー、サウンドエンジニアとしての顔も持ち合わせています。
彼の楽曲のビートは
Ogdoadさんや
yvngshakushiさん、
$ojiさんが担当していることが多いですが、
自身でもビートを制作してラップしている楽曲もあります。
この楽曲「SERIOUS」もSiX FXXT UNDXRさんがセルフプロデュースしており、
Three 6 Mafiaの「Back Against Da Wall」のさらに元ネタをサンプリングしています!
また、サウンドエンジニアとしても精力的に活動しており、Worldwide Skippa
さんの最新アルバム「Never Skip Me」の全楽曲がSiX FXXT UNDXRさんによってMix & Masteringされています。
ちなみにWorldwide Skippaさんの楽曲の多くはSiX FXXT UNDXRさんがMix & Masteringしているのですが、 SiX FXXT UNDXRさんはWorldwide Skippaさんのデビュー曲に客演として参加しています。
実は僕がWorldwide Skippaさんを知ったのはSiX FXXT UNDXRさん経由だったりもします笑。
終わりに
正直もっと語りたいことはあるのですが、今回はここまでとさせていただきます!
余談ですが、SiX FXXT UNDXRさんは現在名古屋在住であるため、名古屋のイベントで主にライブを見ることが出来ると思います!お近くの人はぜひライブに行ってみてください!!
それでは今回も多くの人に読んでいただけることを祈りつつ、この辺で筆をおかせていただきます。